中古車を試乗する際の注意点

2つのポイントに注意して試乗を行おう

試乗の時間は15分程度であることが一般的なので、問題なく終わるケースがほとんどですが、慣れない車を運転するため試乗中に事故を起こしてしまう可能性がないとは言い切れません。試乗中の時点では車の所有権は販売店側にあるため、販売店の自動車保険が適用されますが、この保険だけでは賄うことができない損害や賠償金が発生した場合には、試乗している人が不足分を負担しなければなりません。自分が加入している保険に他車運転特約を付帯している場合には、その保険を利用することができますが、この特約を結んでいない場合には、自腹を切る必要があるため、注意が必要です。

また、自分が試乗する前に他の人がその中古車を試乗していた場合、その人が残していったごみなどが残っている場合があります。ほとんどの場合には販売店側がごみなどの撤去を行ってくれますが、繁忙期などの場合ごみの撤去まで手が回らないこともあります。これを逆に言えば、自分が試乗する場合にはなるべく販売店側に手間をかけないようにごみになりそうなものを持ち込まないなどの気遣いを忘れないようにしましょう。